10月6日7日の両日岡山市で開催された「全国都市問題会議」に参加しました。
テーマ「人が集いめぐるまちづくり」
内容;1日目 (1)基調講演・・・ドイツ文学者 池内 紀氏「まちの見方、見つけ 方」について講演。
(2)主報告・・・岡山市長 大森 雅夫氏 「人口減少社会における都市の活力創出」について講演。
(3)一般報告・・・法政大学デザイン工学部教授 陣内 秀信氏、奈良県橿原市長
森下 豊氏、サイバーダイン(株)CEO 山海 嘉之氏、 三氏の講演。
本市のエネルギー対策について問う
問1.地球温暖化防止対策はどのように進められているか、その具体的内容は?
答1.市独自の実行計画を策定し、温室効果ガス排出量削減目標を掲げ、対策を推進している。
問2.再生可能エネルギーに関する方針や計画は?
答2.地球温暖化対策機器設置費補助金制度の創設や地球温暖化対策機器の導入促進を図っている。
問3.環境方針と「COOL CHOICE」について 。環境方針の具体的内容は?
答3.市民・事業者・行政が連携し、持続可能な環境の実現を目的に、低酸素社会や循環型社会の形成など6つの基本方針を定め、実現に向け責任を果たすことを明記している。
問4.地球温暖化対策機器設置費補助事業の昨年度実績はいかほどか。
答4.昨年度実績は太陽光発電システムなどで合計270件、1136万1600円と多く利用していただいた。
問5.生物多様性の推進と持続可能な開発のための教育(ESD)の取り組みはいかにされているか。
答5.環境方針に基づき里山整備などを実施している。ESDは「にっしんESD講座」を開催し推進している。
問6.バイオマス資源活用はいかにされているか。尾三衛生組合東郷美化センターの余熱利用の拡大検討はされているか。
答6.施設立替時等に省エネ技術導入を検討したい。
問7.バイオマス燃料技術の研究開発を、先進企業や大学と連携して進める考えはあるか。
答7.愛知池周辺戦略的開発整備地区として、愛知県と連携して推進している。
以上です。
7月の26日、27日に所属する会派「新政クラブ」の4名で宮城県仙台市に視察に行ってまいりました。 視察の目的は、仙台市の①教育におけるICT活動について、②災害時における議会対応について、③藻類バイオマス研究開発の推進について、の3点でした。 ①教育におけるICT活動についてでは、市内の幼稚園から高校の191校で全教職員7,500名にパソコンが導入され、ICT教育が推進されていました。 ②災害時における議会対応では、まず最初に東日本大震災で議会が活動したすべてを記録した記録誌を作成し、次に記録誌作成時に検討した課題をもとに「仙台市議会対応指針」「仙台市議会災害対策会議設置要綱」が作成された。 ③藻類バイオマスプロジェクトの取り組みは、東北大学、筑波大学と連携して、下水や汚泥焼却の際に出る排熱・温排水を利用した藻類バイオマス事業である。そこで抽出したオイルを浄化センターで使用する循環型システムを構築することが目的である。
1.大規模地震対策を問う
質問(1);避難所の耐震対策はいかに、震度7以上の大地震にも耐え得るのか?
回答;現在の耐震基準以上の改修工事は完了しているが、震度7以上の震度は想定していない。耐震基準の改正があれば、適合するように対応する。
質問(2)産業廃棄物処理計画について・・・①処理計画の現状と課題は。
回答;国の災害廃棄物処理指針に基づき計画策定の準備を進めている。
②最終処分までの仮置き場の設定はできているか。
回答;今後、災害廃棄物処理計画を策定する中で選定していきます。
質問(3)避難行動要援護者の支援対策はいかに・・・①要援護者の名簿の作成状況と対象人数は。
回答;名簿は随時更新し、年3回ほど区長を通じて配布している。対象人数は本年5月1日現在1,090人です。
②個人情報の管理はどのようにされているか。
回答;名簿の所有者に厳重なる管理をお願いしている。なお、更新済みの名簿はきちんと廃棄するか、危機管理課に返却するようにしている。
③要援護者地域支援マニュアルの市民への周知方法はどのようか。
回答;区長会や自主防災組織連絡協議会等で当マニュアルの趣旨や共助の仕組みなどを説明して、いざという時に役立つようにしている。
④聴覚障害者や視覚障害者への災害情報の伝達や福祉サービス等の支援体制の整備状況はどのようになっているか。
回答;基本は地域の助け合い(共助)で伝達を行っていただくことになる。福祉サービスの充実は改めて検討する。 以上です。
12月1日開会の第4回定例会において行いました萩野勝の一般質問の内容についてご報告します。
1.インターネット依存とインターネットリッテラシーについて・・・質問①インターネット依存に関する国の調査が行われ、その深刻さが明らかにされた。本市の小・中学生のインターネット利用の実態について聞いた。答①携帯電話やスマホの所有率は、小学生で45%、中学生で60%。LINE等の使用率は小学生で50%、中学生で56%。2時間以上使用している小学生9%、中学生は26%、3時間以上している中学生は14%いる。・・・質問②インターネット依存症は学習や日常生活に悪影響を及ぼしている。インターネット依存の怖さを知らせることが必要と考えるが、見解はいかに。答②スマホ等の情報機器は便利なことは明白であるが、使い方を誤ると様々な問題が発生する。学校現場では、LINEやツイッターなどのSNS等の怖さを伝えるとともに、正しい使い方やマナーを含めた教育が重要と考える。・・質問③インターネットの適切な活用方法、情報マナーの向上のための教育であるインターネットリテラシー教育が必要と考えるが、対応はいかに。答③学校現場では、道徳や総合学習の時間を活用して情報モラル教育を行っているが、各校では、学校とPTAが協力して取り組んでいる。今後も更に周知に努めて、各家庭の理解を得ながら啓発に努めます。
2.自転車運転マナーについて・・・質問①本年6月1日改正道路法が施工され、自転車運転に関し危険運転を繰り返した場合、自転車運転の有料講習受講が義務付けられた。中学生・高校生への自転車運転マナー講習などはいかに指導いているか。答①警察の協力を得て各学校で自転車運転指導や改正にかかる講習を実施している。